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2021.02.08

江の島の夕焼けと波の音が想い出

2016年の3月に友達と、神奈川県の鎌倉市に旅行に行きました。移動手段ですが、まず横浜まで行き、そこから江ノ島電鉄に乗り換え、鎌倉を目指しました。鎌倉にいこうと思い立った目的は、一緒に行った友達は水族館が好きだったからです。彼女は特にイルカショーが見たかったようです。

旅行に行く前の月にスーパーの懸賞で当たったホリデーの日帰り旅行に参加したのですが、バイトで知り合った友達ですが思いのほか馬が合い、すっかり話が盛り上がったのでどこか遠出しよう、ということで、まずは友達が行きたがっている水族館が有名な場所を探していると、江ノ島水族館を見つけて、では鎌倉に行こうと決めました。

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鎌倉の江ノ島水族館では、色とりどりの熱帯魚やそのほかの魚、クラゲなどを見ることができました。大きなマントが頭上の水槽を泳いでいて、まるで海の中から魚たちを見ているようでした。そして、念願のイルカショーは、感動的なものでした。飼育さんの合図とともにイルカがジャンプして、その舞はとても綺麗でした。イルカはこちらに向かってお辞儀をしてくれて、とても可愛かったです。

 江ノ島水族館をでたあとは、江ノ島電鉄に乗って、終点の鎌倉の大仏を目指しました。江ノ島電鉄は、海と並行して進みます。車窓から見える鎌倉の海はとてもきれいで、またそれが電車から見えることがとても素敵でした。各駅も昔ながらの駅で、風情のある路線でした。
 宿泊先は横浜でした。横浜の個人経営の居酒屋で、刺身の盛り合わせを食べました。新鮮な魚はとてもおいしかったです。お酒によく合いました。

鎌倉の大仏近くに海があります。そこで夕日を見ようと時間を待って、砂浜を散歩していました。すると、私たちのほかに外国人観光客がいらして、彼らに写真を撮ってもらいました。私たちは普通に立ったままで写真を撮ってもらうつもりだったのですが、彼らが「ジャンプ!」と言ってくるので、私たちは恥ずかしながらもジャンプしました。あとで見返すととっても高くジャンプしていて、その外国人観光客とともに笑いました。そして、撮ってくれたお礼に私たちも彼らの写真を撮ってあげました。彼らのポーズはユニークで思わず吹き出しながらシャッターを押しました。

鎌倉で楽しかった思い出といえば、ほかにもあります。いろいろなご当地おやつを食べられたことです。まず、鎌倉点心という点心のお店に行きました。そこで看板メニューのしらすまんを食べました。私が住んでいる関西では、肉まんやあんまんのほかに食べたことがなく、しらすまんは新しい発見でした。とてもおいしかったです。ほかのお店では、あんこの入った薄皮の饅頭を食べました。「鎌倉」と焼きで文字が入れてあって、インスタ映えもするし、味も優しい味でした。

旅行中に失敗した体験は、見ようと思って足を運んだ鎌倉の大仏を見られなかったことです。海辺で外国人と写真を取り合いっこしているうちに、鎌倉大仏の見学時間を過ぎていました。私たちはそれに気がつかずに、黙々と目的の大仏まで歩みを進めていたのですが、到着したら閉まっていました。近くで見たかったのですが、遠くの門の間から、少しだけ拝むことくらいしかできませんでした。とても残念です。

仕方がないから、元来た道を引き返しまた先ほどの海辺を歩きながら、復路の江ノ島電車の駅まで歩きました。すると、西の空のほうに夕日が浮かんできました。これは、絶好のタイミングです。先ほどは、大仏が見られなくてとぼとぼと歩いていた私たちですが、夕日が見えたとたん砂浜を走りました。ちょうど夕日が海の水面を照らし、あたたかいオレンジ色の空と海がつながって見えました。潮もそれほど満ちていなかったので、ザザーと耳に心地よい海の音が、すてきなBGMを演出してくれました。時間を忘れるほど夕焼けをゆっくりみることができて、とても感動しました。

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